綺麗になったその日まで…



ルナは腫れた目を冷やしながら、
部屋でお菓子を食べていた。


タイプって何・・・・・・・・・?
私の駄目なところって・・・・・・?


ふと鏡をみた。


誰でも、ルナを見れば思う。



『振られて当たり前』



ルナの体重は64kg。
顔は丸くむくんでいて、
目なんて細くて小さくて、
はっきり言って


『デブ』


それに、ルナは気づいた。


そして、決心した。




『綺麗になってやる!!』


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