執事と羊




「じゃあ、相原さんに決まりねっ♪
ありがと!!コレ、店までの地図。




あとでね〜」






あたし、OKだなんて一言も
言ってないんだけど。


女の子は一方的に話を進めて
勝手に決定して...




あたし、合コン参加しないといけないの!?





「舞〜衣〜!!!!」




「ごめん♪
でもデートって本当のことなの。
だから…頑張って?」




「はぁ.....あたしは龍夜しか好きにならないのに..」




余計なお世話だよね。


人数合わせだから
別にどうでもいいや....




「まぁ、適当にやってきなよ?
少したったら抜けてくればいいんだしさ」




「そうだね....」


あたしは憂鬱な気分で残りの講義を受けた


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