恋愛小説*゚

ありがとう




除夜の鐘がどこか遠くで
聞こえてくるなか、
テレビのアナウンサーが
年が明けたことを告げる。

眠い目を擦っていた私の近くで
携帯が鳴っている。

電話だ…
眠かったから相手を確認せずに

「もしもーし…」

と電話にでた私の耳に
聞こえてきたのは

「A HAPPY NEW YEAR!」

という田原君の声だった


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