文学乙女
主任を務める50代のベテラン社員・山之内は、正社員の中で一番信用できる。




けど、融通が聞かないのが玉にキズである。






「さあ行くか」





山之内はにっこり笑って、あたしの肩をがっしり掴んだ。





「あの、主任…。あたしまだ何も」





「頼むな」





自分の話に一切耳を傾けない上司の強引さに、あたしはがっくり肩を落とした。





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