君色 **空色**
そんな日の5限目

教室に向かうと、約束したように岩崎くんが学校に来ていた

と言うのも演習の打ち合わせをするためだ

ルナちゃんと決めた事を、1からメールで説明するのはめんどくさいために、学校に来てもらったのだ

教室に入って、あたりを見渡さなくても分かるくらいに、すぐに彼の姿が目に入る

今日も真っ青なダウン

あれほど会うたびに青いダウンを着られると、街や大学内で青ダウンの人を見かけるたびに、彼を思い浮かべてしまう

階段を上って近くまでくると、私は少し迷ってから彼たちの座る1段前の席に腰かけた

バックを隣の席に置き、コートを脱ぐと、後ろを振り返って「おはよ」と挨拶する

夕方なのに『おはよう』はちょっと可笑しいかもしれないけれど、それはこの際置いておく


「まったく、チャイ語自分大丈夫なん??」

「まぁ、あの先生なら大丈夫やろ。単位とれると思ってんねんけど」


何となく聞いてみた事に対する答えが、強すぎて驚きを感じる

確実に私と正反対の性格だよなぁと思いながら、私は授業の準備を始めた

彼の隣にお友達さんがいるためか、何となく今日は彼と話しにくい


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