【番外編】幼なじみの恋心
小学校の6年間は、鬼ごっこのように、学校の中や外を走り回っていた。

俺は結構足が速い方で、由香里に捕まることはなかった。

俺にとって由香里は、1番仲の良い女友達。

女を感じさせないところが良かったのかもしれない。

とにかく毎日の休み時間が、楽しくて仕方なかった。

ドッチボールなんかをしたりしていた。

そういえば当時、体育の時間で1番好きだったのがプール。

何分潜れるか、何メートル泳げるかをよく由香里と競ってた。

…そういや、体力系の勝負は1回も由香里に負けたことはない。


そんな幼なじみの由香里と中学校に入学した…。
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