青い光と影の路~ 二人のブルーアイ
「そんな悲しい事言わないで。あの時俺はお前に必要ないと言われて気が狂いそうだった」

「無理矢理奪って逃げたかった…だけど達哉が止めた」


「兄が?」


「そう…逃げても三神会の力で直ぐ見つかる。話し合えば分かってくれるからって」


「そんなに考えてくれたんだ…嬉しい」

「美菜が元気になるまで遠くから見守ろうと思ってたけど…我慢できなかったな」


「本当だねクスクス」


「…あと俺の全てを…美菜知ったとき…」


「私は…どんな悠生でも悠生だと思ってるよ」
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