芸能人に恋をしたⅢ
「く…すり、お願い…します…」




苦しい中、流星さんにお願いする。


カバンの中から、薬を出して貰って、あたしは、それを飲んだ。





発作が止まるまで、流星さんはあたしを、抱き締めて、背中を擦ってくれた。



しばらくして、だんだん発作が落ち着いた。


「彩菜ちゃん、治まった??」



「はい。すみませんでした。」


「ううん。謝らなくって良いよ。」


「でも、迷惑かけたし…」


「迷惑じゃあ、無いからね。謝らないの。」


「分かりました…」


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