月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『信じて欲しいと…自分を一度信じて欲しいとおまえは言った…。
なのに…なのに…。』



ウァルドは額を押さえて吐き捨てた


『やはり、誰も信じられぬ。
愛など…おまえなど…!』


私に衝撃が駆ける


私が…


私が裏切った



私が………



『ウァルド!
シルフィアちゃんのせいやない!!
俺が悪いんや!』


『ほう、おまえが?
だがあきらかにシルフィアがおまえに身を預けてたではないか。』



ウァルドが皮肉混りに言う






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