月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『時間切れ。』


ブゥっと指でバッテンをつくる


『他の男に赤くなっちゃダメ。』


グレネディアはクスリと笑う




っ…からかわれた!


『本当にウァルドだけが必要?
窮地に立てば、実際誰でも良かったり?』



グレネディアは、黙った私に向かって言う


『そういうのって本当に必要っていうの?
ウァルドじゃなきゃダメっていうの?』


「私は…ウァルドだけよ!」


『まだ素直じゃないね。
いずれ、暴いてあげる。
その曖昧になってるシルフィアの心。』


さっきまでアニメを見ていた時と、全く違う表情をグレネディアは見せる





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