恋するgirl☆☆~②~


今夜は孝幸の家にお泊まり。


いつもなら嬉しくて、孝幸に甘えちゃうのに…今は素直に甘えられない。


どうしてだろう…


瑠美さんに引け目があるから?


分かんない。


「瞳。風呂先入るか?」


「うーん…孝幸先に入って?」


「・・・・」


そうぼそっと答えた私を、孝幸はじっと見ていた。


ソファーに沈みこむようにして、座ってたのに、急に視界が浮いた。。


ふわっと私を孝幸が抱き上げたからだ。


「一緒に入ろう。」


「え、孝幸っ・・・?」


抱きかかえられたまま、バスルームへ。


するすると、私はあっという間に生まれたての姿に…。


恥ずかしぃ・・


その間に孝幸も素っ裸に・・・もろ見ちゃった・・・


湯船に向かい合って浸かる。


――ピチャンッ・・・


静かな浴室に雫の落ちる音が響く・・・

孝幸が私の頬にそっと触れた。。。


「どうした…?何で泣いてんだ…。」


え…。

気づくと私の目から涙がこぼれていた。


「孝幸ぃ・・・」


「ん?…」


「孝幸…、私と孝幸って…ホントに一緒にいていいんだよね…?(泣)」


「誰かに何か言われたか?…」


「・・・・」




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