セカンドギャラリー.
なんだかわからない、さっきまで腹立ってたし、自分の立場とか安全とか…そんなのばっかり気にしてたのに。
今はもうその気持ちより、生徒会としてこの人達とやっていけるかなってことの方が大きくなってる。
『……不束ものですが、よろしくお願いします』
「え!じゃあ…!」
『うん、もう平和とか安全とかなくなったし!どうせ同じなら…少しでも楽しみたいじゃんっ』
「…ハッ、お前なら大丈夫じゃないか?笑」
『殺すぞ、結城』
「遥にこんなん言えるの稲田さんだけやろうしなっ笑」
もう戻れない、あとは突き進むだけ。
辛い気持ちと幸せな気持ちは
常に隣合わせだから。
辛い中にあたしは幸せを見つけたいと思ったんだ。