君がいたから
出会い
キーンコーンカーンコーン
始業のチャイムが鳴り響く。「気をつけ、礼!」『ありがとうございました!』
「んー!!!やっと終わったぁ!!!」 「杏奈ー!! また寝てたでしょ!?」
あたしは小浦杏奈。中学3年生。一応受験生。
「もぉ!!!授業わかんなくなるよ!?」そう叫ぶこの子は心友の鈴木里桜。
「だって昨日さぁ。2時まで勉強したんだよ!?ノート見る!?」
「見せてよ。・・・。何これ!?美術って言って絵に3ページも使ってんじゃん!!」
毎日同じような会話。キーンコーンカーンコーン「席つけー!!」先生の声が響く。「ぅゎぁぁぁー!!!」
「はぁぁぁー・・・。」あたしはいつもボーッとしている。「体育かぁ・・・。いーなぁ。」なんて外見てたら・・・。
「ん?小浦、余裕そうにグラウンド見てるなぁ。この問題解け!」先生が怒鳴る。やっばー。ピンチじゃん。「ぇ・・・?わか・・りません・・・。」「おまえなぁ。受験生なんだぞ?もう少し自覚持て!」ぁーぁ。今日は最悪な日だ。

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