あたしの王子



王子様は
いきなり立ち止まって言った


「俺の事名前で呼ぶなんて度胸あるじゃん」



「…え?」


いったい…この低い声は…


「ククク…何驚いてるの?」


「はへ?」


回転が遅いあたしの頭は、ゆっくり動き出した。



「なぁ!?!?!?」


も…もしかして……

さっきの声は王子!?!?



「やっと気が付いたみたいだね。」


そう言って王子は優しく笑った。



はぅ…
王子カッコいいです!!!



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