幸せの契約
二階は私の部屋を挟むようにして客室と犬居さんの部屋…

客室もホテルみたいにキレイだ


犬居さんの部屋は素通り


だって
用もないのに行けないよ


階段を降りて一階は…?


客間と犬居さんが言っていたドアを開けた



そこには
革張りの豪華なソファセット

レンガ造りの立派な暖炉
(今の時期は使わないから観葉植物が暖炉に入っていた。)


細やかに装飾が施された
クロスと豪華なシャンデリア


広々とした豪華な空間



大きな窓からは
噴水のある裏庭が見えた


庭まであるんだ…


食堂に続いているであろうドアを開ける



大きな四角いテーブルが部屋の真ん中におかれ

中央には花が生けてあった


凄いなぁ



どこもかしこも広すぎるよ


広すぎる部屋に落ち着かなくて次のドアを開けた


そこは私がバイトしていたイタ飯屋の厨房にそっくりな場所だった


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