幸せの契約
「あの…今のって蔵之助さんから電話だったんですよね?

私に用事じゃなかったんですか?」



「はい。
旦那様からでしたが、鈴様にお代わりするような内容ではありませんでした。」
ご安心下さい
とでも言うような微笑み

「あぁ…そうなんですか。」

私は納得せざる得なかった

完璧な執事がいう
完璧な説明と笑顔



未だに掴めない
私のバトラー
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