きっかけは些細なことから
第一章£偶然の重なり

発見

「ばいばぁい♪」

「また明日ー」

私たちはそれぞれ自分の家に向かって歩き出した

私の名前は加藤 莉緒(Katou Rio)

部活が終わり、一人、歩きなれた道を歩いている。

疲れきっていて、ゆっくりと歩いていた。

ふと、視界の端が、キラリと光った

なんだろ??

私は、光ったほうを向いた

道路のすみには、小さく、だけど美しい光を放つものを見つけた。

なんだ???

私は、何かを拾い上げた。

赤い光を放っている。

「パズルの、ピース??」

拾い上げた何かは、ジグソーパズルの角のピースだった。

「きれー・・・。」

私はそれを持ったまま、家に帰った。
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