【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「避妊はちゃんとしたの?」


奈緒子さんはパンを半分に割りながらたずねた。


「あの・・・、あたしたち、まだそこまで行ってなくて・・・」


あたしは奈緒子さんのストレートな物言いに、うろたえながら言った。


「ただ、一緒に添い寝しただけというか・・・」


「あら、そう。それなら、別にいいんだけど」


そう言って、奈緒子さんはパンを口に運んだ。


「ヒカルはちゃんと考えてから行動する男だと思う。

でももしそういうときには、絶対に避妊しなきゃダメよ。

いくら愛してる男でも、こういうことは男任せにしないようにね。

妊娠したときに困るのは、いつも女の方なんだから」


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