【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「今日はあなたが捕まったことではなく、個人的に聞きたいことがあって来ました」


あたしはしっかりとした口調で言った。



拘置所なので、係官がいる。


でもあたしはかまわず話した。


どうしても聞かなければならない。



「あなたは須藤喜美子を知っていますか?」


あたしの問いかけに、明らかに崎本の表情が変わった。


「なぜその名前を、わたしに聞くんだ?」


崎本は静かにたずねた。


動揺しているけれど、必死に見せまいとしている。
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