職場内恋愛





『じゃ、俺帰るわ』

二次会へ行こうとするみんなに俺は背中を向ける。



「えーっ!優作さんも二次会行きましょうよー!」


さっきの隣にいた女が甘い声を出して俺のスーツの袖を掴む。

悪いけど、俺キミにまったく興味ないんだ。



『明日も仕事あるから』


俺は冷ややかな目で見つめる。

そうするとその女は掴んでいた袖を離した。




『ごめんね?俺も明日仕事あるから帰るね??

ばいばーい!みんな!!』

涼がみんなに手を振っている間に俺は先を歩く。


今日も最悪なヤツばっかだった。

そんなにヤりてぇのか?


意味分かんねぇよ。

俺はその気持ち、まったく理解できねぇ






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