◆ツンデレ姫◆はお好き?
うん!と元気よく頷いた梨沙は、コップいっぱいにビールを入れていた。
うわ…すげぇ。
あたしが男っぽい喋り方になっちゃうくらい飲みっぷりがいい。
見てるこっちがスッキリする…。
『ねぇ雫君…て、あれ?』
さっきまで隣にいた雫君が消えている…?
キョロキョロと辺りを見てみると、梨沙の隣にいた…ビールを持って…。
はぁぁぁあ!?
『ちょ…雫君?それビールだよ?』
雫君の所に駆け寄り、確かめる。