憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)
急に止まった音楽に大ブーイングの集団は、一斉にデッキの横に立つココを見た
ココは、止まってしまった音楽を気にとめる事もなく、輪の中心で踊っているジョーを冷めた目でみている
そんなココに気付かないジョーと、ココを見て
"やっべ・・"
という表情をしたケーゴがジョーの腕をひく
「なんだよ?」
ダンスを邪魔されたジョーはケーゴに噛み付くが、ケーゴの視線の先に腕を組んで立っているココをみて、ケーゴと同じ表情になった
「ココ! なんだよ? 今すげ~盛り上がってんだよ?」
「そうだよ! 邪魔すんなよ?」
ココに飛ぶブーイング
集団に囲まれているココの姿は、ブライアンの視界には入らない
ケーゴとジョーも場の空気でココが回りから非難されている事を察し
「ソーリー ソーリー」
と愛想笑いをし、集団からココを連れ出した
ものすごく不機嫌なココは、一言も喋らない
そんなココを見下ろすジョーとケーゴは苦笑いをするしかなかった
ココは、止まってしまった音楽を気にとめる事もなく、輪の中心で踊っているジョーを冷めた目でみている
そんなココに気付かないジョーと、ココを見て
"やっべ・・"
という表情をしたケーゴがジョーの腕をひく
「なんだよ?」
ダンスを邪魔されたジョーはケーゴに噛み付くが、ケーゴの視線の先に腕を組んで立っているココをみて、ケーゴと同じ表情になった
「ココ! なんだよ? 今すげ~盛り上がってんだよ?」
「そうだよ! 邪魔すんなよ?」
ココに飛ぶブーイング
集団に囲まれているココの姿は、ブライアンの視界には入らない
ケーゴとジョーも場の空気でココが回りから非難されている事を察し
「ソーリー ソーリー」
と愛想笑いをし、集団からココを連れ出した
ものすごく不機嫌なココは、一言も喋らない
そんなココを見下ろすジョーとケーゴは苦笑いをするしかなかった