【短】恋するコンビニ店員



智哉を怒らせると怖い。
「・・・すみません。」

智哉は、拗ねたような、怒ったような冷たい表情で、話を続けた。

「そんで、・・・―――



‐♪‐♪
『いらっしゃいませ』
『こ・・・・ん・・・ばんは。』

こちらを見るなり、残念そうな顔をするその女は、雑誌コーナーへ行き、パラパラと立ち読みして帰ろうとした。

『おいっ、ちょっと待てよ。何にも買わないわけ?』





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