葬儀屋少女

あたしが自嘲気味に笑うと、こいつ、ムカつくことに嘲笑う様に口端をつり上げた。

「あたしの男を奪うなんて許されないわ!死んで当然よ!」

「まあ……なんて、傲慢…ですこと…」

どうもこいつ、頭がたりないらしい。
こんな状況におかれているのに…命乞いの一つもしないわけ?
寧ろ挑発的な発言をしてくるところ、余程死にたいらしい。

「貴方は…多くの男を弄んでいるわ……。あの…愚かな死神は気付いてるのか、ないのか……でも、傷ついてほしくない…心配なのに……そんなこと知りもしないで…げほっ、げほっ!」

二三発、腹に蹴りをいれれば苦しそうに咳き込んだ女。
もういいや。どうしてこいつがあたしのことを知ってるかとか、彼との関係とか。
殺しちゃえば、全部関係ないじゃない。

「弄んでいるなんて人聞きが悪いわね?移り気がちょっと酷いだけよ」

どうやって殺そうかしら。
やっぱり絞殺?毒殺に…撲殺もいいわね?

「どんな風に死にたい?三托あげる。絞殺、撲殺、刺殺」

「……一番、楽なやつがよくてよ」


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