胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
呼び出された場所は地下駐車場。
「あと5分で始まるから、手短に話すよ。俺、やっぱり君が好きなんだ。俺を少しでも好きなら、俺のとこに来てほしい。」
自信に満ち溢れた表情。
ビシッと決まってる制服。
堂々と真っ正面から私を見つめる目………
野間さんは、
今まで出会ったことのないタイプで
確かに興味はあるし、一緒にいてドキドキしてる。
だけど、たっくんを傷つけてまで、一緒にいたい人じゃない。
……………
抱きしめられた。
本当に
初めてで身動きが取れない。
たっくんじゃない男の人の腕の中にいる。
振りほどけない。
「野間さん…」
「俺じゃだめ?」
強くて 振りほどけない。
授業の始まりを告げる鐘がなる。
一瞬、緩んだ野間さんの腕…
その隙に、腕を振り払って走り出した。
お願いだから
これ以上 私に近づかないで……
好きだとか
俺じゃだめか、とか
言わないで。