胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
【卓弥】LOVE
【卓弥】



もちろん、困ったときの『先生』頼み。


俺とゆかりのバイトが終わるまで、来夢の面倒を見てもらうことにした。



直の家にいた先生は、「やだよ~」と言いながら、すぐに来てくれた。

バイクに乗せるのが危ないから、と先生は俺の帰る時間に俺の家まで連れてきてくれると言った。



どこまでもかっこいい。



まだまだ俺には手の届かない人。




直は助手席で来夢を抱きながら、「かわいい~」と興奮気味。

そんな直を先生が優しく見つめる。



俺の住所が、先生の車のナビにセットされてたことに感動。


「じゃあ、11時に行くからぁ。それか、このまま俺がもらっちゃおうかなぁ!」


先生はそう言って、かっこよく赤い車を走らせた。


窓から出す右手が…自然で好きだ。



俺とゆかりはもうすでに1時間遅刻しているバイトへ急いだ。



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