胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
「かわいぃ!直・・・」


先生の隣にちょこんと座る直。

何気なく回されてる先生の腕がドキドキしちゃう。


直が先生にコソコソって耳打ちしたと思ったら、

先生は飲みかけたコーヒーを吹き出した。



「えぇ?!マジ?視聴覚室にいたの?お前ら・・・」


「すいません・・・先生と直ちゃんのドラマチックな抱擁も見てしまいました・・・」


「どうせ・・・エッチなことしてだんだろぉ?」


先生が直の頭を撫でながら笑う。


「ごめんね、先生。私心配で心配で・・・見守りたくて・・・でも、たっくんが襲ってきちゃったの。」

たっくんが、私の頭を軽く叩く。


「ゆかりぃ・・・そりゃないよ。お前から誘ってきたくせに・・・」


先生と直のラブラブに触発されたのか、大胆に私を抱きしめるたっくん。


「学校でエッチするなんて、お前ら校則違反だぞぉ?」


先生は、直を目を合わせて微笑み合う。


「先生と直も、音楽室でエッチしたくせに~!!」


「あはははは!!まぁ、呼び出しさえなければ間違いなくエッチしてたなぁ・・・」



先生は、照れる直の顔覗き込んで頭をポンポンってする。


「中田、ここでしたければしてもいいからなぁ・・」


先生は、エッチな顔でそう言うと冷蔵庫へいちごを取りに行った。



「マジですか?先生・・・僕、本気でしちゃいますよ!」

「ばか!!たっくんの変態!」


たっくんのひざを叩いた。



たっくんとは、いつも2人きりだったからこういうの初めて。

なんか いいな・・・


愛されてるなぁって感じられる。

他の人の前でのたっくんの態度とか声とか笑顔とか

なんだか新鮮で・・・

改めて 大好きだって思っちゃう。
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