夢の続き~天国へのloveletter~(実話)
大好きなホワイトチョコレートを沢山カゴに入れていつものファッション雑誌に目がいき見入っていた



『あの〜カゴ邪魔なんすけど?』


雑誌に夢中なっていると隣で立ち読みしていた男が怠そうに言ってきた


『す…すいません』


麗奈は慌てて雑誌を置き相手の顔も見らずにレジに並んだ



『あんまりチョコレートばっかり食べてちゃ太るんじゃね〜の?』


コンビニを出るとさっき麗奈に注意したと思われる男が煙草を吹かしながらそう言った


男はニッカポッカを着て

首には変な鎖のネックレス


髪型は金髪



どっかで…この人見たことあるような…



『あっ−−−−!!あのナンパしてきた奴じゃん!!』


麗奈は大きな声で男に近寄った


『失礼なっ!あんたらもナンパされに来てたんだろ?男目的で!』


『はぁ??あたしは…友達がどうしても行きたいって言うから…』


『ハイハイ…言い訳だろ?友達のせいにしちゃってあんた最低やな』


むかつく!!どっちが最低よ!!


なんでこの間知り合った男にここまで言われなきゃいかないのよ!!全部里沙のせいなんだから!!


麗奈はコンビニの袋の中からさっき買ったチョコレートを取り出し頬張った



男はその姿を笑いながら見ていた



『あんたおもしれぇ〜な!』


そうゆうと男は仕事の車であろうトラックをふかしながら麗奈にクラクションを鳴らし手を振って行ってしまった



…何なのアイツ!!





卓也…


いつだって貴方は一生懸命だったね



ずっと、あたしだけを愛してくれた



偶然を装って何度もコンビニで会ったね


そうゆう愛し方も大好きだったよ



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