smile


『ったく…素直じゃないんだからぁ!!』




『はぁ!?意味わかんねぇ』


『…ん~…こっちもね』


******


「何なのよーッ!!」


何で私があそこまで言われなきゃいけない訳!?



マジ(怒)
意味わかんねぇーッ!!



「あ゛ーッ!!ムカつく!…帰ろッ!!!」


******

『あれ…?愛羅は?』


と優奈…。


『ん~和輝と喧嘩して飛び出しちゃった!』

『嘘ッ!!』



『本当~』


『…。ドラマみたい!!』

【そっちかよ!?】



『まぁ元はと言えば和輝が悪いんだけどねぇ~』


『はぁ!?俺悪くねぇから!!!』



『自覚しろよ…』

と呟いた桃美だった。



『愛羅~大丈夫かなぁ?』

【今更かよッ!?】

『今頃家で寝てる~きっと寝言言いながら~』


******

『Ζzz…Ζzz……ふ…ざける…なょ……Ζzz…』


桃美の言った通り、、、寝言を言いながらぐっすり寝てる愛羅でした!

******



翌日…


結局朝まで爆睡してた私。

【どんだけ眠かったんだよ!?】


…あぁ~…


学校行きたくな~い…。


和輝に会いたくないし~

……。

どぉせ、和輝なんて反省してないんだろうし…また、今日もなんか言われるに違いない…。



「や~めたッ!!」

と部屋で叫んだ私。


すると下から…


『愛羅ーッ!!早くしなさーい!遅刻するよ!!』

と我が母上の声…。



「風邪ひいたーッ!!頭痛ーい!吐き気するー!あ…そう言えばお腹痛いかも~!熱あるし~!ヤバ~い!!!死ぬかも~!!」


と下に居るお母さんに向かって叫んだ。


バレる嘘…。
私は悪い子だぁ(笑)

自覚あり!!


『嘘ばっかついて…』

とお母さん。


「すいませんねぇ~」

と呟いた私。



『誰に似たのよ!!』

「さぁねぇ~」



『困った子ね…』

と呟いたお母さんだった。
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