高校生マフィア02
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電車で一本、ハタから見ると、どこぞの大金持ちかってくらいの建物の一番デカいドアを開けると、もうソファに慧と卓真が座っていた

で、でっかい窓をバックに座ってるのは…

「こんにちはー」
「こんちはっ」

「ただいまー。陸も爽樹も何か困ったこと無かったー?」

朱雀さん!
いつもと同じ何考えてるか分かんねぇ笑顔を浮かべて俺達を迎えてくれた
イタリアだかドイツだかで仕事だったらしいけど、マフィアの仕事って何だ?
やっぱり怖いことだよな

「え、ああ、特に何もありませんでしたけど、何でいきなり…?」

爽樹がソファに座りながら言うと、んー。って気の抜けた返事をした

「まぁ、マフィアだからね。一応。それに皆は裏社会に名を轟かす可愛い可愛い俺のファミリーだからね。狙撃されたり色々?かな」
「そ、そうっスか…」

怖!!
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