【完】††Rising††
可愛い奴。



もっと、困らせよ。



「もし、この間よりいい音出せたら…チチ、触らせろ。」



「…あんた、正気!?」



「大マジだから。」



くるりと反転して顔を覗いて満面の笑みを見せると



「み…見ないでぇっ」



すっげー顔真っ赤。



「美恵、ホントは今すぐ襲いたい気分だけど、それはライブ成功したらにする。」



さらさらの髪を撫でてやると



「う…ん。そ、そのかわり!この間より良かったらだからねっ」



少し潤んだ目で俺の我が儘を聞いてくれた。



さっきまでの精神状態はもう完全回復。



やる気満々になってきた。
< 157 / 271 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop