【完】††Rising††
「りゅー、美恵、ハイジは俺の非常食。」



「ちっ…違うわぁぁ!!」



なんで疲れてんのに俺は突っ込まなきゃいけないんだ!


もう…こいつらの若さにはビックリだよ。



騒いでる姿を横目にふと思った。



体に残るあの一体感は俺達の出したモノ。



そう考えるだけで嬉しい、と。



今、こうやってお前達と過ごしてることは



俺にとって退屈な日常を覆した宝物みたいな時間。



俺は



ずっとずっと、この時間を守っていきたいと思った。
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