イケメン☆パーティー



高校1年。


知らない子ばかりの新しいクラス。

引っ込み思案だったあたしは、なかなか友達ができなくて。

ある日、教科書を忘れてしまって、どうしようとおろおろしていたら、隣の席のカレが気づいてくれた。

「忘れたの?一緒に見よう」

そう言って机をくっつけてくれた。


それがきっかけでぽつりぽつり話をするようになって。

球技大会のバスケで大活躍したカレに、恋に落ちた。

やっとできた友達にも恥ずかしくて相談できず、ましてカレ本人にも告白はできず、ずっと心にしまっていた恋。


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