イケメン☆パーティー
3学期の修了式の日。
「メアド教えて」
そのひとことを、あたしはどうしても言えなかった。
勇気がなくて。
断られるのがこわくて。
彼女でもないのにおかしいって、思われたくなくて。
みんなの前で堂々と泣くことのできるカレの彼女が、うらやましかった。
勇気のないあたしは、ここで泣くことさえ許されない、そんな資格はないんだって、唇をかんだ。
カレとはそれっきりになってしまった。
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