イケメン☆パーティー
今日も仕事は定時で終了。
「お先に失礼します!」
あたしは舜や同じチームの先輩方に声をかけて席を立った。
エレベーターを待っていると、開いたエレベーターから水野さんが降りてきた。
外回りから戻ってきたところのようだった。
あたしは慌てて「お先に失礼します」と頭を下げ、エレベーターに乗り込んだ。
「あ、お疲れ……」
そう言って去りかけた水野さんだったけど、急に振り返って、閉まろうとするエレベーターのドアに手を掛けてきた。
あたしは驚いて水野さんの顔を見た。
「かりんちゃん、もう帰るとこ?」
水野さんに聞かれ、あたしは頷いた。
「え、はい」
「じゃあ、下でちょっと待ってて。
えっと、5分。
5分で行くから、必ず待ってて!」