イケメン☆パーティー

「もうっ!
あっ!もしかして、このYシャツだけベッドに置いてあったのって、わざと?」

あたしがにらむと、秋山さんは飄々と答えた。

「まあね。
裸にYシャツって、男のロマンだからさ」

「えーっ、何それ?」

あたしは顔をしかめた。

すると、秋山さんはあたしをぎゅっと抱きしめ、耳元で囁いた。


「すごくエロいってこと。
カフェオレ淹れたけど……
かりんが欲しくなってきた」


あたしは慌てて秋山さんの腕から抜け出た。

朝からなんてことっ!

「カフェオレ飲みたいですっ!
ついでにもうちょっと厚手の服貸して下さい!」


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