イケメン☆パーティー

秋山さん……


「でも、あたし、本当に他にも好きな人がいるんです」

あたしが再びそう言っても、秋山さんは首を振った。

「それは理由にならない」

「え?」

あたしは戸惑って秋山さんを見つめた。

すると、秋山さんはあたしを強く見つめ、聞いてきた。

「俺が嫌い?」

「いいえ」

「嫌いじゃないなら、付き合って欲しい」

秋山さんはそう言ってあたしの手をとった。

「秋山さん……」


あたしは困ってしまった。


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