「ここに来たかったといったじゃない。私と」

「でも、君は」

少女は空を覆う桜を仰ぎ

「素敵な場所でしょ?」

見上げれば泣けてくる程の桜

散り際が最も美しいと言われるだけあって

その美しさに息を飲む

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