短編置き場・2
そうしていると、あちこちから、老人や妊婦や、派遣労働者やサラリーマンがやって来て、棒切れや石ころを手に、社長と一緒に官僚の死体を打ち始めたのだ。

官僚の服や血や肉片が飛び散り、人の形が壊れていく。

襲撃者たちの、けだものじみた奇声が辺りに響いた。
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