障害を抱えながら

出会い

4月


地元の定時制高校の
中間部に
あたしは入学した




クラスは少人数で


15人前後しかいない




同じクラスの子で
あたしはマユと
仲良くなった


マユは可愛くて
サバサバしたタイプ



その後マユを通じて
他クラスの
ユミと仲良くなり

慧優のことも話してた

ユミはスタイルがいい。中学で友達から
裏切りにあい
人間不信になった
こともあると聞いた




あたし達は自然に
一緒にいるようになり


ユミはバスケ部のハル先輩に恋をした。


マユもテニス部の翼先輩に恋をした。







高校に入り3ヶ月

慧優から
北海道に
転校しないかと言われた


あたしは迷った…

慧優と一緒にいたい

心から強く思った




でも…



今のあたしにとって

ユミとマユの存在が大きくて地元に残ることを選んだ





しばらくして

マユが翼先輩と
付き合うようになった



美男美女のカップル





でも…


1ヶ月ほどして
マユが翼先輩と別れた


別れても
マユと翼先輩は
仲がよくて
友達のような感じだった


別れた時は落ち込んで
泣いてたマユ…


でも仲のいい姿を見てあたしとユミは安心した。




夏休みに入り
ユミがハル先輩と
付き合い始め



それを知って
あたしとマユは
応援しようと約束した







夏休み中に
慧優が帰ってきた


そして…



慧優が学校を辞めた



あたしにとっては
嬉しかった






でも…

これから来る嵐に誰も気づいていなかった
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