【短編】弁当男子とバレンタイン

男子の場合

このあとどうしよっかなぁ?


チョコ食べて腹いっぱいだから…ご飯はないな…。


お茶…2人でだと嫌がるかも…。


解散?


それも何かそっけないよなぁ…。



そんなことをぐるぐる考えていると、珍しく笠原が切り出した。



「あのね…酒井君…。」



???



笠原は黙って後ろ手に持っていた紙袋を差し出した。
< 30 / 34 >

この作品をシェア

pagetop