【詩集】巡伴記
『色』

自分色



誰よりも

どの色よりも

濃く 濃く

厚く 厚く






それじゃあダメだよ
はがれてしまう






濃く 濃く

厚く 厚く






焦ってはダメだよ
見落としてしまう






もっと濃く

もっと厚く






上っ面を塗ったって
バレてしまうよ 自分に






塗れば塗るほど

違和感が生まれる






根気よく磨くんだ
そしたらきっと
『光』という色が見つかる


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