先輩とあたし

あたしは里沙かと思ってバッと顔を上げた。
だけどそこにいたのは里沙じゃなかった。


「...あ、こんにちは」


挨拶をされた相手は、軽く会釈して椅子に座った。

...沈黙の時間が流れる。
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