あたしの永遠の恋
「おう。行くか。」




そう言って、あたしたちは近くの、ファーストフード店に入った。





「和也と会うの久しぶりだね。」




ハンバーガーを食べながら言う。



「そうだな。響子と会えなくって寂しかったよ。」




そう言って、笑う和也。





嘘でしょ。
分かってんだから。
他の女の所に居て、あたしが居なくっても、平気なくせに。




口に出さないけど、心の中であたしは、そう吐き捨てた。


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