ナルシストの隣

ﾅﾙｼｽﾄはﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞなんです

疑問に思いながら歩いていると、一つの扉の前で止まり中へ通された。

目の前には、みなさんお察しの通り、Darkの面々。

さぁ、行きましょうって

こういう意味だったの！？

｢あっ…｣

と一言発すると、ボーカルの男が擦り寄るように歩み寄ってきた。

｢だよね！だよね！！好きな人を目の前にすると言葉が出ないよね！しかも、この僕の美貌！｣

自分を自画自賛し、一方的に話している。

その頃の私と言えば、この目の前のナルシストの名前が思い出せなくて、必死に自分と格闘していた。



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