2/3友達
なんだか訳がわからないまま、いつのまにか駅に向かって二人で歩いていた。
結局、私がふられた感じになってるんだろうか。
でも、ちょっと何かが違うような気がしていた。
「ナツミさん。」
駅が先に見えてきたところでカツヤが言った。
「やっぱ男女間で友達なんてうそっぱちなんですよ。」
カツヤの顔を無言で見上げた。
「ナツミさんだって、本当は気付いてるんでしょ?」
薄暗がりの中、ぼんやりとカツヤの輪郭が浮かんでいる。
「きっと、タイスケさんだって気付いてるんですよ。」
カツヤは私から視線をそらした。
何言ってるの?
その時、ふと我に返った。
私、今日はカツヤに大切なことを話そうと思ってきたんだった。
「カツヤ、私ね。」
思わず立ち止まる。
カツヤは数歩進んで、振り返った。
「言わなくてもいいです。俺、ずっとわかってたし。」
駅の光が逆光になってて、カツヤの表情はわからなかった。
でも、とても優しい声だった。
「俺も、がんばるから。ナツミさんもがんばって。」
カツヤは右手を挙げた。
カツヤ・・・。
あなたは、本当にマドカが好きなの?
私は、曖昧な顔をしてうなずいて、改札に定期を入れた。
結局、私がふられた感じになってるんだろうか。
でも、ちょっと何かが違うような気がしていた。
「ナツミさん。」
駅が先に見えてきたところでカツヤが言った。
「やっぱ男女間で友達なんてうそっぱちなんですよ。」
カツヤの顔を無言で見上げた。
「ナツミさんだって、本当は気付いてるんでしょ?」
薄暗がりの中、ぼんやりとカツヤの輪郭が浮かんでいる。
「きっと、タイスケさんだって気付いてるんですよ。」
カツヤは私から視線をそらした。
何言ってるの?
その時、ふと我に返った。
私、今日はカツヤに大切なことを話そうと思ってきたんだった。
「カツヤ、私ね。」
思わず立ち止まる。
カツヤは数歩進んで、振り返った。
「言わなくてもいいです。俺、ずっとわかってたし。」
駅の光が逆光になってて、カツヤの表情はわからなかった。
でも、とても優しい声だった。
「俺も、がんばるから。ナツミさんもがんばって。」
カツヤは右手を挙げた。
カツヤ・・・。
あなたは、本当にマドカが好きなの?
私は、曖昧な顔をしてうなずいて、改札に定期を入れた。