2/3友達
見上げると、青空にひらひらとピンク色の花びらが舞っていた。
大学の並木道には桜が植えられていた。
まだ、5分咲きってところ。
淡く色づいたつぼみがとてもかわいらしかった。
「図書館はこっち。この大学広いから迷子になんなよ。」
まるで、大学生気取りのタイスケ。
でも、本当に広い!
タイスケがいなかったら、自分がどこ歩いてるかなんて全くわからないよ。
わからないまま図書館に着いた。
わぁ。
図書館も広いんだぁ。
市立図書館にはたまに行くけど、そんなの比べモノにならないくらいの本の数。
天井も高くて、本の数には圧倒されるものの開放感に包まれている。
大学って。
なんかかっこいい。
タイスケは大きなテーブルを指さした。
「お前ここでやれよ。俺は隣のテーブルでやるからさ。」
「え?同じテーブルじゃないの?」
「だって、気が散るじゃん。」
へぇ。
そういうところはシビアなんだ。
タイスケの意外な一面を見たような気がした。
「でも、わからないとことか出てきたら、遠慮なく俺に聞けよ。」
えっらそう。
なるべく聞かなくて済むようにがんばろ。
大学の並木道には桜が植えられていた。
まだ、5分咲きってところ。
淡く色づいたつぼみがとてもかわいらしかった。
「図書館はこっち。この大学広いから迷子になんなよ。」
まるで、大学生気取りのタイスケ。
でも、本当に広い!
タイスケがいなかったら、自分がどこ歩いてるかなんて全くわからないよ。
わからないまま図書館に着いた。
わぁ。
図書館も広いんだぁ。
市立図書館にはたまに行くけど、そんなの比べモノにならないくらいの本の数。
天井も高くて、本の数には圧倒されるものの開放感に包まれている。
大学って。
なんかかっこいい。
タイスケは大きなテーブルを指さした。
「お前ここでやれよ。俺は隣のテーブルでやるからさ。」
「え?同じテーブルじゃないの?」
「だって、気が散るじゃん。」
へぇ。
そういうところはシビアなんだ。
タイスケの意外な一面を見たような気がした。
「でも、わからないとことか出てきたら、遠慮なく俺に聞けよ。」
えっらそう。
なるべく聞かなくて済むようにがんばろ。