2/3友達
「ほらほら、さっさとやんねと今日中に終わらないぞ。」
タイスケは面倒くそうに、左手でページをめくる仕草をして見せた。
結構いらち?
ふん。
なんで、私がタイスケの言いなりになんなきゃいけないのよ。
頭で何度も愚痴をこぼしながらも、タイスケの最もな態度に反論できないまま。
とりあえず、問題集に向った。
その後は、いつになく集中できちゃった私。
こんなに集中して勉強したのっていつ以来だろう?
時間すら気にならないほどに。
問題集を閉じたとき、ものすごい充実感に満たされた。
なんだか気持ちいいよ。
ようやく時計を探した。
図書館の時計は既に12時半を少し回ったところだった。
タイスケも一段落したのか、問題集をぱたんを閉じる。
「お昼だな。」
「うん。」
うんって言った途端、急にお腹が減ってきた。
「ここの学食、結構うまいんだ。今日はご褒美として俺がご馳走してやるよ。」
「は?ご褒美って、それ?」
「な、文句あんのかよ。高校生のご身分で誰かにご馳走するなんて結構厳しいんだぞ。」
タイスケの頬が少し赤らんだ。
自分で言ってて、恥ずかしくなったんだ。
ぷぷ。
笑える。
「はいはい。じゃ、ありがたーくご馳走して頂くわ。」
「それでいいんだよ。」
タイスケはプイと横を向くと、カバンを持って立ち上がった。
タイスケは面倒くそうに、左手でページをめくる仕草をして見せた。
結構いらち?
ふん。
なんで、私がタイスケの言いなりになんなきゃいけないのよ。
頭で何度も愚痴をこぼしながらも、タイスケの最もな態度に反論できないまま。
とりあえず、問題集に向った。
その後は、いつになく集中できちゃった私。
こんなに集中して勉強したのっていつ以来だろう?
時間すら気にならないほどに。
問題集を閉じたとき、ものすごい充実感に満たされた。
なんだか気持ちいいよ。
ようやく時計を探した。
図書館の時計は既に12時半を少し回ったところだった。
タイスケも一段落したのか、問題集をぱたんを閉じる。
「お昼だな。」
「うん。」
うんって言った途端、急にお腹が減ってきた。
「ここの学食、結構うまいんだ。今日はご褒美として俺がご馳走してやるよ。」
「は?ご褒美って、それ?」
「な、文句あんのかよ。高校生のご身分で誰かにご馳走するなんて結構厳しいんだぞ。」
タイスケの頬が少し赤らんだ。
自分で言ってて、恥ずかしくなったんだ。
ぷぷ。
笑える。
「はいはい。じゃ、ありがたーくご馳走して頂くわ。」
「それでいいんだよ。」
タイスケはプイと横を向くと、カバンを持って立ち上がった。