『鬼母』〜小さな光が消えるとき〜


あたしと、巽…
それと…
お腹の赤ちゃんでの生活が、始まった。


始まって、暫くたったら、すぐに悪阻が始まり
毎日毎日吐いてばかりいた。

どうして、あたしだけが、こんなに辛い思いしなきゃいけないの?

そう、泣きながら巽に当たり散らしたっけ…
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