社会人と女子高生2
「それが…いつものお父さんじゃなくて…。」


不安な私を2人は勇気付けてくれた。


「…よくわかんないけど…由香里は浅賀さんの事、好きなんでしょ?その気持ちがあるなら大丈夫だよ。」


「…依子…。」


「そうそう!由香里なら大丈夫だよ!!…根拠ないけど。」


「…里美…って、根拠ないなら言わないでよっ!」


2人に励まされて元気が出た。


そのかわり…授業は全然、頭に入ってないけどね。


そうして放課後。


電車に乗り駅に着く。


駅で浅賀さんを待つことにした。


しばらくするとマナーモードにしていた携帯がブルブルと震えた。
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